レバレッジが高いと本当に危険なのか? 2

マインド

次に、証拠金維持率についてお話します。

国内業者だと証拠金維持率100%を下回るとで強制ロスカットとなります。

1ドル=100円で一万通貨の場合、国内業者の場合レバレッジが25倍なので

100円X一万通貨÷25倍=4万円

となります。

したがって、証拠金が4万を下回るとロスカットされます。


海外業者の場合、だいたい20~50%を下回るとでロスカットされます。

仮に、証拠金維持率20%を下回るとで強制ロスカットされるとして、レバレッジも仮に500倍だったら

1ドル=100円で一万通貨の場合、レバレッジが500倍として

100円X一万通貨÷500倍=2千円

となります。



もし、損切りできずに粘っていた場合、4万円と2千円では大きな差です。

国内業者では、ロスカットですが、海外業者の場合なら耐えられるので大きな差があります。


これが良いか悪いかは、考え方次第というかトレードスタイルにもよります。

1ポジションで損切りがあるトレードスタイルの場合、あまり関係ありません。

しかし、ナンピンやマーチンゲールを使ったトレードスタイルの場合、逆にこの証拠金維持率を使って増やしていくトレードスタイルもあります。有名なEAアンビションシステムなどは、このレバレッジありきのEAなので海外業者限定となっています。


この章で一番言いたいことは、

ただ何の戦略もなくトレード(裁量、自動売買)をして証拠金維持率を気にしている時点で、

既にロットが高いか、損切りできずに迷っているかなので

適正なロットで損失が出たらすぐに損切りをすることです。あくまで証拠金維持率は目安です。